バジル-basil-

バジル

甘くスパイシーな香り

イタリア料理に利用されるハーブとしておなじみのバジル。その葉と花から抽出されたスパイシーな香りのエッセンシャルオイル(精油)はアロマテラピーでも愛用されています。

バジルは古くから中国で漢方薬として活用され、インドでは神聖な植物として儀式にも用いられていたといいます。また、インドの伝統医学アーユルヴェーダでも広く利用されてきました。

バジルには数多くの品種がありますが、そのエッセンシャルオイルにも含有する成分によっていくつかのケモタイプがあります。それぞれに作用も異なりますので、購入時にラベルを見て確認しましょう。

原料植物: バジル

香りのタイプ: ハーブ系

バジルオイルの効能・効果

頭をすっきり!不安な気持ちを開放したい人に

リラックス

心への効能

クリアな香りで頭をはっきりとさせ、集中力を高めます。疲れて弱った心にも作用し、気持ちを安定させるとともに元気づけてくれます。

体への効能

頭痛や偏頭痛を和らげる働きがあります。また、気管支炎やぜんそくなどの症状緩和にも役立つといわれています。

肌への効能

ニキビや虫刺されなどに有効です。バジルのエッセンシャルオイルは作用が強いため、使用量に注意しましょう。

バジルオイルの利用法と注意事項

グッズ

利用法

芳香浴、アロマバス、マッサージ、スキンケア、吸入、ハウスキーピング

使用上の注意

  • 妊娠中の方は使用を避けましょう。
  • 肌への刺激が強いため、使用量に注意が必要です。特に敏感肌の方は濃度を薄くして使用しましょう。

ブレンドについて

ブレンド

相性の良いエッセンシャルオイル(精油)

クラリセージ、サンダルウッド、ゼラニウム、ネロリ、ペパーミント、ベルガモット、ラベンダー、レモンなど

相性の良い香りのグループ

ハーブ系のほか、柑橘系や樹木系

バジルオイルをブレンドする際の指標

  • ノート : トップノート~ミドルノート
  • ブレンドファクター : 1~3

含有する芳香成分

モノテルペンアルコール類 リナロール
フェノール類 メチルカビコール、メチルオイゲノール

学名: Ocimum basilicum

科名: シソ科

別名: バジリコ

和名: メボウキ

主な産地: エジプト、フランス

抽出部位: 葉と花

抽出方法: 水蒸気蒸留法

香りのタイプが同じ
ハーブ系のエッセンシャルオイル