フランキンセンス-Frankincense-
さわやかでウッディ―な深みのある香り
樹液が乳白色であることから、乳香(ニュウコウ)とも呼ばれるフランキンセンス。キリスト誕生のとき、東方の三賢人が捧げた贈り物の一つといわれています。
その当時は黄金と同じくらい貴重なものとみなされていたようです。古代より宗教的な儀式に用いられ、神に捧げる薫香として重宝されてきました。
フランキンセンスのエッセンシャルオイル(精油)は抗酸化作用に優れ、肌を活性化させる効果があることで知られており、古代エジプトの人々もパックに使用していたといいます。
原料植物: フランキンセンス
香りのタイプ: 樹脂系
フランキンセンスオイルの効能・効果
肌の活性化を促す「若返りの精油」
心への効能
呼吸を整え、不安や緊張を和らげ、心に平穏をもたらします。また、温かみのある香りで孤独を癒し、元気を与えてくれます。
体への効能
肺を浄化するなど、呼吸器系によく作用します。せきやぜんそく、気管支炎などの症状を和らげ、呼吸を深めます。
肌への効能
皮膚を引き締め、肌にハリと潤いを与え、しわやたるみの改善に役立ちます。乾燥肌や成熟肌のケアに効果的で、スキンケアに活用されています。
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フランキンセンスオイルの利用法と注意事項
利用法
芳香浴、アロマバス、マッサージ、スキンケア、吸入
使用上の注意
- 一般的な精油の使用法に基づいて使用しましょう。
ブレンドについて
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
オレンジ・スイート、クラリセージ、サンダルウッド、ネロリ、パチュリ、ベンゾイン、ラベンダー、レモンなど
相性の良い香りのグループ
樹脂系のほか、スパイス系やエキゾチック系
フランキンセンスオイルをブレンドする際の指標
- ノート : ミドルノート~ベースノート
- ブレンドファクター : 3~5
含有する芳香成分
モノテルペン炭化水素類 | α‐ピネン、リモネン、p‐シメン、サビネン、ミルセン |
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学名: Boswellia carterii
科名: カンラン科
別名: オリバナム
和名: ニュウコウ(乳香)
主な産地: ソマリア、エチオピア、イラン、レバノン、オマーン
抽出部位: 樹脂
抽出方法: 水蒸気蒸留法
香りの相性がよい
エキゾチック系のエッセンシャルオイル
香りの相性がよい
スパイス系のエッセンシャルオイル
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