アロマテラピーで注意することは?

悩む女性のイメージ

プラスのイメージが大きいアロマテラピーですが、誤った方法で行うとあなたの心身に悪影響を及ぼす可能性も秘めています。

脅かすわけではありませんが、植物の成分が凝縮された精油にはそれだけ強い作用があるんです。

このページでは、アロマテラピーを行う上での注意事項を紹介しています。アロマテラピーを安全に楽しみましょう!

精油を使う上での注意点

  • 精油は高濃度で刺激が強いため、原液のまま肌につけてはいけません。キャリアオイルなどで必ず希釈して(濃度を薄めて)使用します。
  • 精油は飲用しません。希釈したものであっても、医師の管理下で行う場合を除き飲用してはいけません。誤って飲んでしまった場合にはすぐに吐き出し、口をすすいで病院へ行きましょう。
  • 精油には引火性があります。火気のそばでは使用しないようにします。また、火を使うオイルウォーマーは注意して取り扱いましょう。
  • 長期間にわたって同じ精油を使い続けることは避けましょう。

こんな方は注意!

妊娠中の方(月経を促進する働きをもつものがあるため)や高齢者、既往症のある方、高血圧の方は精油の使用に注意が必要です。必要に応じて専門家に相談しましょう。

3才未満の乳幼児には、基本的にアロマテラピーは行いません。精油を肌につけるのはもちろん、芳香浴も控えめにしましょう。(どうしてもという場合、専門家に相談しましょう。)

注意が必要な精油も!

ベルガモットをはじめとした柑橘(シトラス)系やバーベナ、アンジェリカなどの精油は光毒性の成分を含有していることがあります。

これらの精油を肌に使用した場合、12時間以上は使用したところを日光に当てないようにしなければなりません。外出する場合、日光に当たる部位への精油の使用は避けましょう。

また精油の中には、同じ種類の植物から抽出したものでも含有する成分が異なり、作用も違っているものがあります。これらはケモタイプと呼ばれます。学名のうしろに「ct.」と記載されていたら、ケモタイプです。

代表的なエッセンシャルオイル