ペパーミント-Peppermint-
清涼感あふれるメントールの香り
スーッとする爽快感あふれる香りでおなじみのペパーミント。メントールという成分を豊富に含み、他のミントと比べてもその爽快感・清涼感は際立っています。
スペアミントとウォーターミントの交配種で、18世紀頃にはイギリスで大ヒットし、大量に栽培されるようになりました。
ペパーミントは数あるハーブの中でも人気のあるハーブの一つで、ハーブティーや料理、お菓子などに広く利用されています。
ペパーミントのエッセンシャルオイル(精油)は刺激が強いため、敏感肌の方でなくとも使用量に十分注意してください。
原料植物: ペパーミント
香りのタイプ: ハーブ系
ペパーミントオイルの効能・効果
気分を一新して、目の前のことに取り組みたいときに
心への効能
清涼感のある爽やかな香りで、気分をすっきりリフレッシュさせてくれるとともに頭をハッキリとさせてくれます。眠気を覚まし、集中力を高めます。
心が疲れているとき、気力が湧かないときにも有効です。
体への効能
消化不良や食欲不振など、消化器系の不調によく作用します。乗り物酔いや吐き気の予防、症状の緩和に効果的です。
頭痛や歯痛を和らげる作用もあり、鼻づまりや花粉症など呼吸器系の症状にも力を発揮します。
肌への効能
ペパーミントのエッセンシャルオイル(精油)には冷却作用があり、日焼けや火照りのケアに適しています。オイリー肌のケアやニキビの症状改善にも役立ちます。
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ペパーミントオイルの利用法と注意事項
利用法
芳香浴、アロマバス、マッサージ、スキンケア、吸入、ハウスキーピング
使用上の注意
- 妊娠中の方、授乳中の方、子供の使用は避けましょう。
- 肌を刺激する恐れがありますので、マッサージなどで使用する際には濃度に注意しましょう。
ブレンドについて
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
サイプレス、シダーウッド、スイートマジョラム、パイン、マンダリン、ラベンダー、ローズマリーなど
相性の良い香りのグループ
ハーブ系のほか、柑橘系や樹木系
ペパーミントオイルをブレンドする際の指標
- ノート : トップノート~ミドルノート
- ブレンドファクター : 1
含有する芳香成分
モノテルペンアルコール類 | メントール |
---|---|
ケトン類 | メントン |
オキサイド(酸化物)類 | 1,8‐シネオール |
エステル類 | 酢酸メンチル |
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学名: Mentha piperita
科名: シソ科
和名: セイヨウハッカ(西洋薄荷)
主な産地: アメリカ、フランス、イギリス、オーストラリア、インド、中国
抽出部位: 葉と花
抽出方法: 水蒸気蒸留法
香りのタイプが同じ
ハーブ系のエッセンシャルオイル
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